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関西シクロクロスブログ
ありか
2008．2．3
関西シクロクロスオルガナイザー 矢野 淳
記念すべき100回大会を迎えた'07〜'08シーズンが終了しました。シリーズをともに楽しんだ選手の皆様、大会を支えて頂きました主管チーム、連盟の審判・スタッフ、協賛各社、シクロクロス開催にご理解いただきました施設管理者、関西シクロクロスブログをはじめ様々なメディアの皆様など、大変たくさんの人々とともに築いてきたことを改めて感じ、関係者の皆様に心からお礼申しあげます。
今期は新たな会場も開拓もできず、隔週開催ともあいまって平穏なシーズンを送れるのではといった甘い考えはどこへやら、海をこえて初めての四国開催、マイアミでは駅伝大会とバッティングし大幅な時間変更を余儀なくされ、堺の全日本選手権の主管をはさみ、三段池では警察の道路使用許可に苦戦、世界選手権帰国後に最終戦を開催と、様々な課題を乗り越えてきたシーズンでした。
とりわけ第8戦桂川では、河川管理の認識が甘く、堤防の植裁を傷め、関係者にもご迷惑をおかけし、大いに反省しているところです。
またレース中の転倒で骨折などの怪我をされた方も複数あり、来期に向けて改善すべき余地がまだまだたくさんあると感じています。
さて、エントリー数はプロローグと新たに加わった「さぬきクロス」を加えると、延べ3,038名と3千人を突破、昨シーズンの約2割増しとなりました。全てのカテゴリーでまんべんなく増えています。「目指せ安くて美味しいファミリーレストラン！」はこれからも変えるつもりはありません。
分野別課題を以下に書いてみました。ともに支える皆様からも、よりよい関西シクロクロスのためのご意見をお待ちしています。
今期、参加者が400名を超えるレースが3回（堺、桂川、野洲川）ありました。他会場でもコンスタントに300名を超える規模になりました。
参加者が多くて盛り上がるのは良いことですが、人数が多いことにより事故の可能性が高まったり、細いコースに集団が渋滞してレースの面白さが半減したり、といったデメリットも生じます。
一方、レース時間が長くなることでコースが荒れたり、スタッフの疲労や後かたづけの時間が短くなるなどから、1日のレース数としてはこれ以上増やすことは困難です。
楽しく安全なレースを維持するには、カテゴリー毎に参加者の定員制を導入する時期に来たかと考えます。コースにもよりますが、定員を何人にするかや導入の方法については、実績をもとに検討していきます。
コースの安全確保や会場近くの救急病院の確認は言うもでもありません。
事前に準備はしていても事故は起こり得ます。参加者人数の適正化はここでも必要な要件と考えます。
既に3カテゴリーある女性のレースと、マスターについては新たにCM1、CM2の2段階制にして、昇格、降格を取り入れることも考えられますが、参加者の少ない他地域のレースと同じシステムで行えるかどうか調整が必要です。全国共通のカテゴリーで運営することが原則ですが、関西のみのローカル適用も含め検討していきます。
子どもたちの参加も増えてきました。野球やサッカー、バレーボールなどと同じようにサイクルスポーツも子どもたちが選択する種目の一つとして、どんどん取り入れられて行くよう、主催者としても無理なく、楽しく、いつまでも続けていけるための勉強や工夫をしていきたいと思います。
一方であまりに小さなお子さんについては、レースとしての参加は難しく思います。スタッフや保護者といっしょに面白い超ショートコースを走るような、別の企画を大会の中で検討してはどうかと思っています。
はじめて参加する人にも、できるだけわかりやすいインフォメーションを心がけようと、今期はパンフレットをカラー印刷しました。メカニック編、ルール編、コース攻略編なども作って行きたいと思います。
ホームページやシクロクロスブログも素早く情報提供いただき、伝えたい情報が確実に伝わっていると実感することが幾度とありました。
また協賛をいただくためには、アピールする方法を確保することも必要で、安いエントリーフィーを維持するためにも、表彰台背面や、シケイン、スタート＆フィニッシュ周辺の広告スペースを作って、協賛を取れるよう努力していきたいと考えます。
ワールドカップや世界選手権に出場する選手の強化システムについては別の場所で議論されるものですが、関西出身の選手が多く世界へと向かっていき、またピンズやDVD購入によるカンパなど、皆さんの応援の声は選手にも届いています。
シクロクロスの選手達には、世界のさらに高いところ目指し真剣に取り組んで行こうとする姿勢があります。
これからも、選手達が育っていく畑（レース）を耕す立場で、より国際レベルに近づける大会を一つでも増やしていくことが私たちの役目だと考えています。
2007年12月23日の北神戸田園スポーツ公園の開催で、関西シクロクロスは第100回となりました(プロローグ等は除く)。これを記念して「オーガナイザーが独断で選んだ功労者・選ぶ印象に残った選手」が発表されました。
| 開催日 | 会場 | コース図 | リザルト | |
| 第1戦 | 11月11日(日) | 「府民の森ひよし」京都府南丹市 | コース図 | pdf xls |
| 第2戦 | 11月23日(祝) | 「鉢伏ふれあい公園」香川県善通寺市 (第1回さぬきクロス) | pdf xls | |
| 第3戦 | 11月25日(日) | 「びわこマイアミランド」滋賀県野洲市 国際自転車競技連盟カレンダー登録レース(UCI-C2) 世界選手権代表セレクションレース | コース図 | pdf xls |
| 第4戦 | 12月9日(日) | 「堺市海とのふれあい広場」大阪府堺市
第13回全日本シクロクロス選手権 (エリート男子、エリート女子、マスター、ジュニア) | コース図 | pdf xls |
| 第5戦 | 12月16日(日) | 「三段池公園」京都府福知山市 | コース図 | pdf xls |
| 第6戦 | 12月23日(日) | 「北神戸田園スポーツ公園」兵庫県神戸市 | pdf xls | |
| 第7戦 | 1月6日(日) | 「希望ヶ丘文化公園」滋賀県野洲市 | pdf xls | |
| 第8戦 | 1月20日(日) | 「桂川緑地公園下鳥羽地区」京都府京都市 | コース図 | pdf xls |
| 第9戦 | 2月3日(日) | 「野洲川運動公園」滋賀県野洲市 兼関西クロス選手権 | pdf xls |
パンフレット
'07〜'08関西シクロクロスMAP(Google map)
さぬきクロスの申し込みは香川県自転車競技連盟へお願いします。関西シクロクロス8戦一括申し込みの対象外です。
第8戦桂川運動公園は484名のエントリーです。カテゴリー3で199名ということで、今回もC3を3レース行い、そのためにタイムスケジュールを
希望が丘同様に下記のとおり変更します。
| 受付 | 8:30〜 | ||
| 1 | CY+CL3 | 15分 | 9:30〜10:00 |
| 2 | C3A+高校選手権 | 30分 | 10:00〜10:40 |
| 3 | C3B+CM | 30分 | 10:50〜11:30 |
| 4 | C3C+CL2 | 30分 | 11:40〜12:20 |
| 5 | C1 | 60分 | 12:30〜13:40 |
| 6 | CK | 10分 | 13:50〜14:10 |
| 7 | C2+CL1 | 40分 | 14:20〜15:00 |
実施要領 テクニカルガイド 同英語版 コース図
25日のマイアミランドのレースについては、かねてから案内のとおり朝10時過ぎ頃まで「ビワコ駅伝」通過のため、午前中のレース(CY、CL3、C3、CM、CL2)のレースを午後に変更します。
また、駅伝通過のため駐車場の進入もできる限りさけていただきたく、変更スタート時間に併せてゆっくりとおこし下さい。受付は10時以降となります。
なお、最初のレースC1、Ck、C2、CL1については通常どおりのスタート時間です。
同日開催レースのタイムスケジュールの変更
地元駅伝大会の通過に伴い時間を繰り下げます。
ただしUCI登録レースについては変更できないため、午前のレースを午後へ移動します。会場調整が悪くご迷惑をおかけしますがご理解願います。
| C1・CL1ライセンスコントロール | 10:30〜 | |
| C1 | 60分+1周 | 11:40〜12:50 |
| CK | 10分 | 13:00〜13:15 |
| C2 | 40分 | 13:20〜14:10 |
| CL1 | 40分 | 13:21〜14:11 |
| CY+CL3 | 15分 | 14:20〜14:40 |
| C3A+CM | 30分 | 14:50〜15:30 |
| C3B+CL2 | 30分 | 15:40〜16:20 |
マスターおよびジュニアの全日本選手権開催のためレース数が増え、通常開催の時間とは変更になります。
| CY+CL3 | 15分 | 9:00〜 9:20 |
| C3A | 30分 | 9:30〜10:10 |
| C3B+CL2 | 30分 | 10:20〜11:00 |
| 全日本女子 | 40分 | 11:10〜12:00 |
| 全日本ジュニア・マスター | 30分 | 12:10〜13:00 |
| CK | 10分 | 13:10〜13:30 |
| 全日本男子 | 60分+1周 | 13:50〜15:00 |
| C2 | 40分 | 15:10〜16:00 |
2006年9月30日(日)、福知山市由良川河川敷特設コースにて 要項
'06〜'07シーズン '05〜'06シーズン '04〜'05シーズン '03〜'04シーズン '02〜'03シーズン
